本日の練習は,ちょっといつもと違った.インヴェンション 第2番の片手練習,両手練習を少々やった後,第3番の練習を主にやった.もちろん第3番の右手の片手練習のみなのだが,思ったよりも難しい動きが少なかったので,2ページある内の1ページのほとんどを,たどたどしくはあるが練習できた.本来その予定は無かったのだが,第3番を聞けば聞くほど,好きになってしまい,弾きたくなってしまったのだ.
もともと自分はワルツが好きだ.JAZZではあるが,ジャコ・パストリアスの「Three views of a secret」は,特にお気に入りである.ワルツは時に甘すぎて,食指が動かない場合もあるのだが,この第3番は,なんというか,絶妙な味付けがなされていると思う.ただ陽気なわけでもなく,どこか気品があって,それでいて軽快さがあり,歌がある.しかも単純では無く,適度な複雑感,油断できない緊張感のようなものまで兼ね備えていると思う.
おもしろいことに,この第3番の練習の後に,第1番の両手練習を行ったのだが,何とも軽快に疾走する感じになった.自分の実力では,最後までその速度では完走できないのだが,それでもジョギングの後のようなさわやかさが残った.これはなぜだろう?
ということで,本日はここまで.お疲れ様でした.
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