2013年11月28日木曜日

昨日と本日のピアノ練習 2013/11/26-27

 昨日の練習は30分.昨日は睡眠時間もあまりとれなかったためか,練習しながら,眠ってしまい,横に倒れてしまうので,練習はあきらめた次第.

 本日の練習は1時間.本日については,仕事が押してしまったため,また読書会の本読みをしておく必要があったため,練習時間が確保できなかった.

 両日とも練習時間が短かったので,インヴェンション第1番をメインで練習した.

 ということで,お疲れ様でした.

2013年11月22日金曜日

ピアノ練習 2013/11/21

 本日のピアノ練習は1時間のみ.あいかわらず,PC環境整備のために時間がなく,練習時間があまり確保できていない.練習は当然絞られることになり,インヴェンション第1番の両手練習をメインで練習した.特にトリルをうまくやるために,意識的に手を弾ませてみた.確かにこのやり方だと,トリルがうまくなるような気がする.果たしてこれが正解なのかよくわからないが…

 第2番から第4番までは,あいかわらず覚える練習.そのため内容はほぼこの前の回と変わらない.ちょっとマンネリ気味であるが,今は練習に工夫をこらす時間もない.しばらくは,こんな感じが続くのではないかと思う.

 ということで,お疲れ様でした.

2013年11月20日水曜日

ピアノ練習 2013/11/20

 ただ今,先日作成した,仕事道具である新PCのシステム設定のため,練習時間が取れない.ブログを書く暇もなく,システム復旧を行っていたため,ずいぶんとブログ投稿を行っていたなかったが,実際には土曜日にピアノ練習は2時間行っている.

 本日はそのため,練習時間は1じかんちょっと.メイン練習は,インヴェンション第1番で,ほぼ50分ぐらいかかってしまった.第2番から第4番までは,軽くひと通りいつもの練習を行った.

 インヴェンション第1番の練習は,メトロノーム付きの両手練習だったが,練習量が足りないためか,あまりうまくいかず,特に難所は片手,または両手で繰り返し練習を行った.それと,電子ピアノの録音機能を使って,何度か練習を録音して,聞いてみた.やはり左手の音が大きすぎると感じる.これならば,左手はフルストロークするべきではないのかもしれない.どうなんだろう?

 本日の練習で気づいたことは,まず第1に,「指の跳ね」のことだ.指がべったり鍵盤に吸い付くと,指が素早く動かない.つまり押している意識が強いのだと思う.そうではなく,打鍵・叩く感じで行うと自然と指は跳ねるように動く.そうなると,当然手の位置は,高めに取ることになる.今までは,鍵盤を押していたので,どんどん手が低くなり,最終的には鍵盤のレベル以下になる.こうなるともはやまともに弾くことできない.ということで,これからは,ちょっと跳ねる感じを意識して,練習してみようと思う.

 それともうひとつ気になったのは,肘の位置だ.当然のことながら,肘が落ちていると,手のひらも落ちやすい.かと言って,肘を持ち上げてしまうと,肩が疲れてしまう.この肘の位置については,椅子の高さや鍵盤の高さ,すなわちセッティングの問題なのだが,これについては,有名プレイヤーがどのぐらいの高さにそれぞれセッティングしているか,一度確かめてみようと思う.おそらく常識的には,方から力を抜いた状態で,前腕部が床と並行になるくらいだと思うのだが…

 ということで,このブログは新PCのからの最初の投稿だが,非常に高速になり,入力も速く,スムースになったため,単位時間あたりの打ち込み量が格段に増えた.そのため,筆が滑っているところもあると思うが,ご容赦.

 ということで,本日はここまで.お疲れ様でした.

2013年11月15日金曜日

本日と昨日のピアノ練習 2013/11/13-14

 昨日のピアノ練習は1時間のみ.しかも効率が悪かった.それは風邪を引いてしまったからだ.一昨日あたりから,冷え込みが厳しくなり,我が家でもファンヒータやハロゲンストーブに,今年初めて火を入れた.自分は,昨日ある人のところへ行ったのだが,その人が風邪を引いていたのだ.密室で話し合ったため,風邪が移ってしまった.

 それでもピアノ練習だけは軽くでもやっておこうと思い,1時間チャレンジしてみた.薬は飲んだのだが,鼻水が止まらず,タオルを股の上に敷いて,鼻水をポトポト垂らしながらの練習となった.練習内容は絞り込んで,インヴェンション第1番と第2番のみ.

 そのため本日は,一日中家から出ずに,療養することになったのだが,夕方当たりから回復してきた.喉の痛みはまだ取れないが,滝のように流れ落ちてきた鼻水はとりあえず,あまり出なくなった.そこで本日は2時間練習.

 練習内容は,ほぼいつもと同じ.メイン練習は第1番.サブ練習は第2番から第4番.

 本日は,第1番については,まずメトロノーム(♩=120)付き両手練習を行った.最近は慣れてきたのか,♩=120でもむしろ,ゆっくりすぎる感じがする.メトロノームのリズムに合わせようとするのだが,メトロノームを追い抜いてしまったり,難所では遅れたりする.このぐらいのテンポで練習した方が,いろんな事がわかって,トレーニングとしては良いのかもしれない.

 またこの第1番について,初めて電子ピアノの録音機能を使って,自分の演奏を録音して聴き直してみた.もちろん,録音していると思うと緊張してしまうので,最後まで完走できずに,途中で崩れてしまう.そこでとりあえず,崩れてしまうところまでを聞き直してみた.

 すると予想通り,いろいろと発見があった.まあひどいものだ.テンポうんぬんよりも,音の強弱のコントロールが全く出来ておらず,粒が全くそろっていない.そして,譜面上,両方の手の音が鳴っているはずのところで,左右のズレがかなりあった.

 しかし一番気になったのは,左右の手の音の平均的な大きさだった.左側の音が大きく聞こえて,バランスが悪かったのだ.特にハモるところで,音がキレイに混ざらない.分離感がある.左手を意識的弱く弾く必要が,今後あるかもしれないと思った.

 第2番については,両手練習を曲を覚えるためにやったのだが,なぜか本日はかなり忘れていた.

 第3番については,通しの片手練習と,アルペジオを指に覚え込ませるための繰り返し練習.

 第4番については,YouTubeのお手本に合わせて,右手の片手練習をやろうとしたが,とてもついて行けないことがわかり,途中で通常の片手練習に切り替えた.左手の片手練習は多めにやり,特に前半部を練習.

 やはり喉が痛いなぁ.ということで,お疲れ様でした.

2013年11月12日火曜日

ピアノ練習 2013/11/09-11

 まず土曜日のピアノ練習は,2時間.だいた内容は本日と同じなので,割愛.

 本日の練習は2時間.メイン練習は相変わらず,インヴェンション第1番の両手通し練習と両手難所繰り返し練習.そしてトリルを正確に弾く事に注意した.しかし疲れてくると,どうしてもトリルがうまくいかない.持久力がついてくれば,何とかなるのだろうか?

 素人なのでよくわからないが,キーの根元に近い方よりも,端の方がトリルのコントロールが楽に思えたので,本日はトリルの時に意識的にキーの下の方をたたくようにした.果たして正解なのか?

 第2番は,片手練習をYouTubeのお手本に合わせて行った.お手本が結構速いテンポなので,右手は外すことは少ないのだが,左手は完全において行かれてしまう.やはり左手の練習が足りてないようだ.

 第3番は片手練習だが,右手左手のそれぞれにあるアルペジオ部を,しつこく繰り返し練習した.

 第4番についても片手練習だが,本日は左手の最初の部分を繰り返し練習した.この曲では第5指を多用するのだが,第5指が速い動きについてこれない.また押す力も弱いので,音がはっきりしない.そしてその第5指の動きが,大きいためにミスタッチも発生する.このミスタッチの問題については,出来るだけ手の位置を動かさず,指の間を開くようにして対処すると,ミスが少なくなったような気がした.これも果たして正解なのだろうか?

 ということで,お疲れ様でした.

2013年11月11日月曜日

椎名林檎「熱愛発覚中」で見せた,中田ヤスタカの編曲センス(on twitter @rahumj)

椎名林檎「熱愛発覚中」
椎名林檎「熱愛発覚中」PVより
椎名林檎のコラボレーション・ベスト・アルバム『浮き名』収録曲である「熱愛発覚中」のPVが公開されたため,YouTubeにて視聴.この曲の作曲は椎名林檎,編曲は中田ヤスタカ .

 今,自分がアレンジャーとして注目している中田ヤスタカが,椎名林檎の曲をどのようにアレンジするかが大変気になった.彼は,単純なテクノポップアレンジャーではない.当初は彼を「ポスト小室哲哉」と見なす人もいたが,最近では「ポスト坂本龍一」との声さえ聞こえてくる.

 椎名林檎と言えば,2013年に解散した「東京事変」における亀田誠治アレンジが(ややベーシストよりな気はするが)非常に高い完成度を誇っている.果たして中田ヤスタカは亀田越えを狙うのか?それとも今までの編曲フォーマットをそのまま用いて戦いを避け,無難にやり過ごすのか?

 ちなみに亀田誠治は2007年に平井堅の「哀歌 (エレジー) 」等で,中田ヤスタカは2012年に(自分には衝撃的な編曲だった)Perfume「スパイス」等で,日本レコード大賞編曲賞を共に受賞している.

 ということで,熱愛発覚中のPVを視聴した.そして驚愕した.中田ヤスタカは本気だった.イントロは映画音楽風でティンパニを使ったり,お得意のワブルベースがうなったりして,予想範囲内に留まっていたため,まあまあかなと思っていた.ところがサビに入るや一転,怒濤の展開となる.神経を逆撫でするようなシンセ音のharmonyなのだが,それに美しさや緻密さを感じて,酔わされてしまうのだ.どんな音がどのようになっているのか,何度でも聞いてしまう.中田ヤスタカお得意の中毒性のある曲だ.

 とにかく「百聞は一聴にしかず」であるので,YouTube の熱愛発覚中のPVを「聴いて」判断して欲しい.ただし視聴の注意点がいくつか.
  1. 林檎(既に二児の母)の露出度が高いので,ビジュアルが気になって音に集中しにくい(特に男性男性).
  2. アクションのSEのために,音が取りにくい.

 もしかしたら,サビの部分も意外に単純なコードや音を使っているのかもしれない.シンセ音のグラデーションのようなharmonyに幻惑されて,音を脳内補完しているのかもしれない.これは「熱愛発覚中」が収録されているアルバム「浮き名 (11/13発売)」を待つこととしよう.

 しかし中田ヤスタカは恐るべき音楽家だ.誰も思いつかないようなアレンジのアイディアをどこから仕入れてくるのか?いったいどこで編曲の勉強をしていたのか?それとも感性だけでアレンジしているのか?そんなことが可能だろうか?しかも実力は徐々に上がっているように思えるのもすごい.侮れない…

 最後にこのニューアルバムには「浮き名」には,あの御大 Burt Bacharach(85才)から提供された「IT WAS YOU」も含まれる.こちらのPVも視聴したが自分的にはあまりBacharach色は感じなかった.

追伸:
 もしかしたら中田ヤスタカのアレンジは,コード進行を決めた後,キーボードで自由に何度も即興演奏をして,その中の気に入ったフレーズをいくつかチョイスし,それを多声化してアレンジしているのか?そこはかとなく闊達な即行演奏的なニューアンスがあるのはそのためか?メロディ博士?

2013年11月8日金曜日

ピアノ練習 2013/11/07

 本日のピアノ練習は2時間.最近の流れ通りに,メイン練習はインヴェンション第1番の両手通し練習.最初はメトロノーム(♩=110)付きでやってみたが,まだメトロノームに気を取られるせいか,うまく弾けない.そこでメトロノーム無しでの,両手練習に切り替えて,難所の繰り返し練習を行った.確実に,難所は減ってきているが,それでもまだまともに通しでは弾けていない.

 本日も手が疲れてくると,トリルが出来なくなるという現象が発生した.一応,そのようなときは,別の曲に切り替えて練習している.その後,また戻るとトリルが出来るようになっているパターンが多いためだ.

 第2番は,覚えるための両手練習と,本日はYouTubeのお手本に合わせて,片手練習を行った.右手はなんとかついて行ける感じだが,左手は曲の後半には疲れてしまうのか,指がもつれるようになってしまう.左手の弱さを痛感した.

 第3番は,両方の片手練習と,右手のみYouTubeのお手本に合わせての練習をやった.そしてアルペジオをひたすらに繰り返す練習もやった.

 第4番については,片手練習を軽くやった程度.

ということで,お疲れ様でした.

2013年11月6日水曜日

昨日と本日のピアノ練習 2013/11/04-05

 昨日,ブログを書くのを忘れてしまった.昨日の練習は,約2時間.メイン練習はインヴェンション第1番のメトロノーム(♩=110)付き両手練習と難所の繰り返し練習(片手ずつ・両手).また第3番については,YouTubeのお手本に合わせて,片手練習を行った.昨日は,初めて右手だけでなく,左手もやってみたが,やはりメタメタだった.ちょっと練習の意味があるのかどうか微妙だが,メタメタでも,ついて行こうとすると,経験上からは,それなりに実力がつくようなので,無駄ではなかったと思う.

 また第3番においては,右左それぞれに苦手なアルペジオあるので,それを指に覚え込ませるために,ずっと繰り返し練習した.繰り返し練習は手が疲れるのだが,それなりにアルペジオがスムースになったと思う.

 本日の練習は,ちょっと疲れが見えたため,約1時間半ぐらい.メイン練習は第1番の両手通し練習と難所の繰り返し練習.その他は,第2番が両手通し練習.第3番のYouTubeのお手本に合わせる片手練習(右手のみ).第4番の右手についても,YouTubeのお手本に合わせる右手片手練習を試みたが,全くついて行けず,これは練習にならなかったので,2回ほどやって途中棄権した.

 本日の練習で気づいたことは,トリルについてだ.確実にトリル練習をやった後の方が,トリルがいい感じになる.第1番は時々,練習の後半になると疲れるためなのか,トリルがうまくいかなくなる.そうなると,冒頭のトリルでつまずいてしまい,それを何度も繰り返すことになる.しかもそのようなときには,繰り返してもうまくいかず,はまった状態になることが多い.そんなときに,トリル練習のみをやると,その後はトリルの感じが元に戻るようだった.だとすると,疲れのせいでトリルがダメになるわけではないのかもしれない.

 また自分のトリルを聞いていて,うまくないなあと感じていたので,なぜそうなるのかを今回は確かめてみた.自分の場合,トリルは第2指と第3指を使っているが,当然上隣接音から開始されるために,最初に第3指を使い,次に主要音を第2指で弾くことになる.チェックした結果,トリルがきれいではない時のパターンは,主要音が鳴っておらず,装飾音である上隣接音のみが鳴っている感じだった.つまり,主要音の代わりに装飾音が鳴っている本末転倒的なトリルだったのだ.自分の場合,第2指が弱いのかもしれない.とりあえず,今後は第2指を強調してトリルをしようと思った.

 それに付随して気づいたのだが,自分が難所としている左手の運指において,第1指を第2指の下にくぐらせるという動きがあるのだが,いずれれも第2指の指の弱さが,影響しているかもしれない事に気づいた.どうも第2指が伸びてしまっているため,第2指の作り出すトンネルの高さが低くなってしまっているようなのだ.そこで,意識的に第2指を立てるようにして,第2指を強めに弾いてみると,比較的スムースに難所を走ることが出来た.これが正解なのかどうかわからないが,一つのヒントにはなったと思う.

 ということでお疲れ様でした. 

2013年11月2日土曜日

本日のピアノ練習 2013/11/01

 本日のピアノ練習は2時間.メインの練習は,昨日と同じくインヴェンション第1番のメトロノーム付き両手練習(♩=110).最近は,第1番の難所が少なくなってきたものの,まだまだまともに最後まで弾けたことはない.本日は,難所の繰り返し練習をかなりしつこくやってみた.ところが両手だとうまくいかない.難所を越えるスキルが練習とともについてくる気がしないのだ.

 そこで本日は,♩=140での片手練習をいれてみた.片手だとこの速度でも,そこそこうまくいく.しかし両手だとうまくいかない.当然と言えば,当然かもしれないが,いろいろと考えてしまった.まだ自分は弾いている見ているので,両手になると,片方を見ることが出来ず,そこで失敗しているのは間違いない.もう一つは,両手を同時に監督しようとしていることにあると思う.それで思ったのだが,やはり両手の難所においては,特に苦手な片方だけに,注意した方が良いのではないかと言うこと.もう片方は信頼して,自動演奏に任せるような感じ.とりあえず次回はそんな感じでやってみようと思う.

 本日のサブ練習は,昨日に引き続き,第3番をYouTubeの手本演奏に合わせて弾くという片手練習.今回は,右手を数回やった後,左手もやった.その結果,またしても楽譜の読み間違いが,1ヵ所発見された.やっておいてよかった.

 本日の第2番は,両手練習の通し練習,第4番は片手の通し練習をそれぞれ軽く行った.ということで,お疲れ様でした.

2013年11月1日金曜日

本日のピアノ練習 2013/10/31(演奏中に現れる5人)

 本日のピアノ練習は2時間.メインの練習は,インヴェンション 第1番のメトロノーム付き両手練習.本日のテンポは♩=110でやってみた.このテンポだと,右手のトリルが不明瞭になり,うまくいかない.トリルを意識してしまうと,今度は左手がそれにつられてしまう.とりあえず,難所の繰り返し練習も行った.

 やはり両手でうまく弾けるときは,音楽の「波」に乗って,その音楽を味わいながら,指の動きを意識せず,指が自動的に自然に動いているときだ.その時自分は,明らかに二人以上の人間になっている.そのメンバーは下記の通り.
  • ピアノ演奏者:歌手の伴奏をしている,歌を後ろで支えている
  • 歌手 :メロディーを歌っている
  • 聴衆:演奏を堪能している受け手,酔いしれている
  • ダンサー:演奏に合わせて,自動的に身体を動かしている
  • 指揮者(演奏管理者):冷静に全体を管理している.
現在練習しているインヴェンションの場合,ポリフォニックな音楽であるから,歌手とバックミュージシャンの位置(右手と左手)は入れ替わったり,二人の歌手のみ(ハモリ)になったりするのであるけれど,基本的には,歌手(メロディー)が伴奏者(メロディーを支える者)によって支えられている部分は多い.ハモリのところは,メロディが相互に支え合っているようなイメージだ.

 素人なりに,こう考えてみると,少なくとも歌は,そのアイデンティティを維持するために,周囲の支えを求める傾向があると言えるようだ.指揮者は,音楽にある程度冷めており,歌手,伴奏者を通じて音楽を調節している感じ.逆に聴衆は,音楽のコントロールに自分が参与できないため,そのような冷静さはなく,ただただ音楽に身を委ね,酔いしれ,味わっている感じ.ダンサーは,身体の中に流れ込んできた音楽的エネルギーを味わいながら蓄積するよりも,それを身体運動に変換して吐き出している,もう一人の別のタイプの聴衆なのかもしれない.

 この演奏中に現れる5人については,また別の時に考察してみようと思う.いずれにしてもうまく弾いているときは,自分がピアノを演奏しているという意識がかなり低くなり,ちょっと酔いが回ったようなムードになる.このようなときの方が,自然でしかもミスタッチが少ない.そして先ほどの5人が5人とも満足する感じである.繰り返し練習では「聴衆」のご機嫌が悪くなるときがあったり,退席してしまったりする.5人がそろうのは,やはり通し練習,リハ的練習の時だけのなのかもしれない.

 さて,本日はその他に,第3番の右手をYouTubeのお手本に合わせて弾く練習を何回か行った.これが本日のサブ練習だ.まだとても速度について行けないが,ついて行ける部分は徐々に増えているようである.いまのところ,譜面の読み違いは発見されていない.

 第2番は両手の動きを覚えるためのカタツムリテンポ両手練習.第4番は片手練習をそれぞれ軽くやり,記憶を維持した.

 ということで,お疲れ様でした.