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2013年10月17日木曜日

本日のピアノ練習 2013/10/16

 本日のピアノ練習は3時間半.本日は,予定を変更して,主にインヴェンション第1番の練習をやることになった.その理由は,トリルのやり方を間違って覚えてしまった可能性が出てきたためだ.これは本日は譜面をチェックしながら練習していたところ,トリルの指使いに疑問がわいてきたため,発見された.

 自分の教科書である全音楽譜出版社の市田儀一郎編「J.S.バッハ インヴェンションとシンフォニア」には,トリルについての解説が掲載されている.この中でトリルの定義として
  1. 原則として上隣接音から開始
  2. 最低4つの音符が必要
  3. 書かれたその音符で停止
と書かれている.確かにトリルの運指の指定も4つあるのだが,YouTubeにあるお手本はそうではなかったのだ.いろいろなお手本を聞いてみたが,このトリル部分の弾き方にはいくつかの種類があることがわかった.

 例えば第1小節に存在するトリルについて,グールドは,上記の定義通りに弾いている.しかし他の例では,モルデント(3つの音符)で弾いていたり,プラルトリラー (実質3つの音符)で弾いていたりするのだ.しかも本をよく読んでみると,トリルについても,最初の3つの音符を64分音符で弾く(高速トリル)ものと,32分音符の3連符で弾く(中速トリル?)ものの2つが紹介されていた.実際,YouTubeのお手本をいくつか聞いてみると,このトリルの弾き方は個人によってまちまちだった.

 自分は今までここのトリルを,モルデントで弾いていた.それはYouTubeのお手本もそうだったし,運指も自然で,音符も少なく,要するに楽だったからだ.しかし本日譜面を見て,グールドの演奏を聴き,やはり4つ音符で高速トリルすることにした.

 いざ練習を始めて見ると,この4つの音符をちゃんと奏でるのは難しい事がわかった.高速トリルの場合,音の強弱がバラバラになりやすく,また下手をすると音が出ない場合すらあった.おまけにリズムが取りにくくなり,左手も合わなくなってしまったので,初心に戻って,第1小節から第2小節のトリル部分を,集中的に繰り返し練習した.

 リズムが合わなくなったので,メトロノームを使って,リズムに乗ってトリルができるように練習もした.また両手が同時に押す事になるタイミングを,把握しなおして,そこはぴったりと合うように練習した.

 今までの手の動きを覚えてしまっているため,なかなか手が言うことを聞かなかった.そのために時間がかかってしまったというわけだ.繰り返し練習は,手に負担がかかり,それなりに痛くなってしまったが,腱鞘炎と言うほどではない.

 トリルにはその個人の個性・リズム感・実力が現れるような気がする.だからトリル練習は需要だし,また繰り返し練習する価値があると思う.

 今回の発見で,再び第1番を新鮮に感じることができたのは,不幸中の幸いとでも言うべきか.

 一応第2番から第4番までのいつもの練習も,第1番の練習の合間に行った.そちらの方は,昨日より少し多く覚えることができたという程度の進歩具合だった.

ということで,お疲れ様でした.

2013年10月9日水曜日

本日のピアノ練習 2013/10/08

 本日のピアノ練習は2時間40分.練習方法は最近の流れ通り.まずはアップとして,インヴェンションの第1番の両手練習,第2番の片手練習と両手練習を途中まで.続いて第3番の片手練習,最後に第4番の右手練習.

 上記を一通りやった後,もう一度最初に戻って,まずは軽く第1番の両手練習.その後,第2番の両手練習を1ページ分行った.第2番については,新たなエリアには進まなかった.まだ非常にたどたどしいため.第3番については,新たに被代理手を12小節の未知のエリアに進めた.これだけ進めたのは,今までと同じパターンが出てきたためだ.

 第4番の右手についても,19小節ほど新たなエリアに進んだ.第4番は,似たようなパターンが繰り返し続くので,覚え易いためだ.しかし5本の指をすべて使うのはもちろんのこと,ほとんどが16分音符の連続であるため,手が疲れてくる.右手は19小節目から約3小節に渡る連続プラルトリラーも存在する.

 こうして考えてみると,第4番の目的は,手の持久力を鍛えることにあるのではないかと思えてくる.第1番の小指の不要や左手の動きの少なさ,第2番のカノン,第3番の左手の難しいリズム感等を考え合わせると, バッハのことだから,それぞれの曲に各々別々の目的が設定している気がする.もしそうであれば,4つの曲を練習すると言うことは,トータルに見た場合,ピアノ練習としてはバランスがとれていると言うことになるのかもしれない.

 現実,現在は第1番は,事実上アップ曲の地位に収まりつつある.まだ一度も完璧に弾けたことがないが,自然にそのように配置されるのも,バッハは計算していたのかもしれない.つまり第1番は,他の曲の練習を補助する役割を果たすようになるといったような…

 ということで,お疲れ様でした.

2013年10月5日土曜日

本日のピアノ練習 2013/10/04

 昨日はピアノ練習のブログを書かなかったが,約2時間の練習をした.本日の練習も,2時間練習.特に本日はインヴェンション 第3番の右手練習がメインとなり,約1時間半を費やした.

  第3番は,比較的簡単だと思っていたのだが,本日譜面を見ながら,YouTubeのお手本を聞いていたら,やはり簡単ではないなぁと思ってしまった.

 第3番は,第1番や第2番にはないターンが存在する.プラルトリラーやモルデントは今までもあったが,あまり細かく考えたことはなかった.しかし第3番では,これらの装飾音が隣接して存在するため,意識せざるを得ない.自分はプラルトリラーとモルデントもあまり区別してこなかったので,全く適当な演奏であったことがわかった.バッハが,インヴェンションの順番を教育的な配慮を持って,構成していたとするならば,第3番において,これだけ装飾音がでてくるとすれば,やはり曲において装飾音を重視していたことになるのかもしれない.ちなみに第3番に存在するオプションの長いトリルはやらない予定.たいへんだし,ちょっとうるさく感じるので.

 本日は,第2番の両手練習を進めた.さらに覚えてきたので,最初の部分は少しノーマルなテンポに近づいた感じがする.第1番については,主に両手練習のみを行った.最近第1番はサブ練習に回っている.この練習方法で第1番はうまくなるのだろうか?でも他の曲の練習がいい影響を与えているような気がする.特に第3番の装飾音の練習の後は,第1番においても指が速く動く気がする.


 全然関係ないけど,本日はグレン・グールドの命日ということでした.ということで,お疲れ様でした.